それ行け!三重大病院(診療科・部門紹介)

三重県医療的ケア児・者相談支援センター

第2回目は、「三重県医療的ケア児・者相談支援センター」。
医療的ケアを必要とされる方々やそのご家族が、ワンストップで相談でき、適切な支援を迅速かつシームレスに受けられるよう三重県と当院が連携して、2022年4月、小児・AYAがんトータルケアセンター内に、三重県の「県医療的ケア児・者相談支援センター」の本部が設置されました。
それ行け!三重大学病院!それ行け!三重県医療的ケア児・者相談支援センター。一人ひとりが輝き、つながり、共感しあえる。そんな地域づくりをめざして。

医療的ケアに関するご相談をお受けしています。

このセンターは、医療的ケアを必要とされる方やそのご家族の相談をお受けし、必要な情報や支援を届ける窓口。
相談については、小児の在宅医療にも取り組んできた当院の小児・AYAがんトータルケアセンターの看護師をはじめとする医療的ケアの専門家が窓口となり、状況を把握・分析した上で、助言をおこなったり、三重県各地にある医療的ケア児・者相談支援センターの支部はもちろんのこと、自治体・医療機関・福祉施設・教育機関などと連携して必要な支援につないでいます。

また、医療的ケアに関わる課題の調査や関連分野での人材育成についても、県と当院が連携しながら取り組んでいます。

医療的ケア児・者とは

日常生活および社会生活を送るために恒常的に医療的ケア(人工呼吸器による呼吸管理、喀痰吸引、その他の医療行為)をうけることが不可欠な児童や成人。

不安や心配ごとはありませんか?成長を一緒に支えられるよう支援制度、施設やサービスの情報、身体や心のケアなどについてご相談をお聴きしています。

小児・AYAがんトータルケアセンター長の岩本彰太郎医師のメッセージ

「治療と向き合あう子どもの成長をどう支えるべきか、住み慣れた町での安心した暮らしをどう支援するのかを考えながら、センターが必要としている方に必要な支援が届くためのコーディネーション役を担っています。医療的ケアに経験豊富な当院の医師、看護師、医療的ケア児等コーディネーター、医療ソーシャルワーカー、チャイルド・ライフ・スペシャリスト、公認心理師などがお話をお聴きし、各所と連携しています。また、医療的ケア児支援法が施行されて以降、支援制度もだいぶ充実してきています。何かあればためらわずにご利用いただければと思います。」

岩本 彰太郎

リーフレット

詳しくは、当センターのパンフレット(PDFが開きます)をご参照ください。
また、小児・AYAがんトータルケアセンターのホームページにも関連の情報があります。

三重県医療的ケア児・者相談支援センター
お電話にてご相談を受け付けています。
電話: 059‐231‐5768(三重大学病院 小児・AYAがんトータルケアセンター)
相談受付時間: 平日の午前9:00~午後4:00(年末年始を除く)

メールでのお問合せ:こちらのお問合せフォームをご利用ください。

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