「体を動かして脳卒中予防!」
10月21日(月)~31日(木)、世界脳卒中デーのライトアップに参加します
毎年10月は、「脳卒中月間」(公益社団法人日本脳卒中協会)として、全国で予防の大切さを伝えるさまざまな啓発活動が活発に行われています。
特に、世界脳卒中機構が定めた世界脳卒中デー (World Stroke Day:WSD) の 10月29日には、世界各地で啓発イベントが行われる他、日本でもシンボルカラーであるインディゴブルーのライトアップが行われています。
各地の史跡や県庁、医療機関などとともに、三重大学病院もこのライトアップに参加。三回目の参加となる今年は、10月21日(月)~31日(木)の日没~夜明けまで、外来棟屋上でインディゴブルーのライトを灯します。
三重県内では、当院の他にも、伊賀上野城(10月27日~10月29日)と伊勢市大鳥居(10月25日~31日)でライトアップが予定されています。
今年の脳卒中月間の標語は、『脳卒中 予防で伸ばす 健康寿命』。世界脳卒中デーのテーマは、『Let’s get active everyday to Be #GreaterThan Stroke』、日本脳卒中協会では、『Get active! 体を動かして脳卒中予防!』と和訳しています。
脳卒中を起こす「危険因子」のうち、運動不足や喫煙、高血圧など、約9割は是正可能なものです。脳卒中の発症の予防し、後遺症による寝たきり、さらには死亡者数を減らすことは、社会的負担、医療費の増額などを抑えます。予防に目を向けることは、私たち自身はもとより、社会的、経済的にも有益な効果をもたらします。
脳卒中・心臓病等総合支援センター
副センター長 新堂晃大教授
当院、脳卒中・心臓病等総合支援センター副センター長の新堂晃大教授も、「週に5回、30分の運動をすることで脳卒中のリスクが25%減るといわれております。すでに脳卒中を経験した方も定期的な運動で再発のリスクをさげることができます。運動の効果は脳卒中予防のみならず、認知症予防にもつながりますので、ウオーキングなど簡単なことからしていくのはどうでしょうか」と運動を取り入れるメリットについて話しています。
ライトアップの情報は、当院、脳卒中・心臓病等総合支援センターのHPでも紹介しています。また、当院ブログOnline MEWS健康一言アドバイスでも「脳卒中」を取り上げていますので、ぜひこちらもご覧ください。