ニュースイメージ

膵がんならではの“食”の悩みに答える
「膵がんグルメディカル教室」開催(1/31)のお知らせ

膵臓には、私たちが食べたものの消化を助ける酵素を出す機能があるため、膵がんの治療中や治療後には、消化不良や食欲不振などの症状を伴うことが多くあります。
そんなとき、食事の作り方や食べ方、また服薬のタイミングなどにちょっとした工夫を加えることで、症状を改善することが可能です。

そこで、三重大学病院では、膵がん患者さんやそのご家族を対象に「膵がんグルメディカル教室」を2024年1月31 日(水)に開催します。

グルメディカルは、「グルメ」と「メディカル」を掛け合わせた造語で、楽しく、おいしい、かつ医療的な視点も取り入れた食事を意味しています。

「膵がんグルメディカル教室」では、エネルギーを取り込むためにはどんな食べ方が効率的なのか、食が進まないときにはどんな調理の工夫が役立つのか、消化を助けるためにいつ薬を飲むのがいいのかなど、膵がん患者さんならではの体質や悩みに寄り添った、“食べる”の工夫をお伝えします。

また、調理施設を備えた専用スタジオで、実際の調理方法を見て学ぶ実演タイムもあります。

膵がんの治療中や治療後の“食”の悩みに試してほしいちょっとした調理法や食べ方の工夫があります。

講師には、肝胆膵外科⾼度技能専⾨医として多くの膵がん治療に関わってきた当院の肝胆膵・移植外科の岸和田医師と、さまざまながん患者さんに食事指導を行ってきた栄養診療部の廣畠管理栄養士が担当します。

「膵がんグルメディカル教室」は、2015年にスタートし、これまで多くの方々にご参加いただきました。コロナ禍で休止していましたが、今回ようやく再開することができました。
食をもっと力にしたいグルメディカル。ぜひご参加ください。

膵がんグルメディカル教室のチラシ

関連記事

ページ上部へ戻る