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当院の救命救急センターが「救命救急センター充実段階評価」でS評価を受けました。

三重大学病院の救命救急センターは、厚生労働省が発表した「令和5年救命救急センター充実段階評価」で、最も高い「S」評価を受けました。

この評価は、厚生労働省が、救命救急センターの機能や質の向上を通じて全国の救急医療体制の強化を促すことを目的に毎年行っているもので、令和5年は、全国304のセンターが対象となりました。

当院のセンターは、42の評価項目における合計点が94点、是正項目もなく、「S」評価でした。

S評価を受けた救命救急センターは、当院を含め全国で97施設、国立大学法人附属病院のセンターでは15施設となっています。また全センターの合計点の平均は、85.1点でした。

当院は、2010年6月に国が指定する救命救急センターに認定され、三重県の三次救急医療を支えるべく、人材育成や診療科を超えたチーム医療などの強化を継続してきました。

そして、当院のセンターは、2024年4月1日付で、高度な診療機能を有し、特殊疾患に対応可能な「高度救命救急センター」にも認定されました。

さらに、この4月から、津市内の二次救急受け入れのバックアップについても週7日とし、同地域の救急医療不足をサポートする体制としています。

大学病院にある救命救急センターとして、高度かつ最先端の医療を提供するとともに、共に働く仲間の育成と連携を行いながら、今後も地域医療に貢献できるよう取り組んでいきたいと考えています。

*救命救急センター充実段階評価

各センターの充実度は「S(秀でている)」、「A(適切に行われている)」、「B(一定の水準に達している)」、「C(一定の水準に達していない)」の4段階で示される。救命救急センターに求められる様々な機能に基づく42項目で評価が行われ、100点満点中94点以上かつ是正項目がない場合にのみ「S」評価となる。

厚生労働省:救命救急センターの評価結果(令和5年)について
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000188907_00008.html

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