
カテゴリー:医療と防災
三重大学病院は、万が一の災害時に地域の救急医療を担う「災害拠点病院」に指定されています。
災害発生時に、災害による負傷者への対応だけでなく、入院患者さんの医療を継続するという複数かつ重要な役割を適切に実行できるよう、当院では平時から様々な取り組みと準備を行っています。
Online MEWS「医療と防災」では、当院の防災対策やみなさんに役立てていただける防災のヒントをお伝えしていきます。
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令和6年度中部ブロックDMAT(災害派遣医療チーム)実動訓練に参加しました
多数の傷病者の発生が予想される災害時にできるだけ多くの命を救うためには、迅速な医療機関への搬送と適切な医療提供が求められます。しかし、地上インフラのダメージや交通網の混乱があれば、ドクターヘリ、あるいは自衛…詳細を見る -
多数傷病者受入訓練における多職種との連携
今回の「医療と防災」では、前回に引き続き、9月28日(土)に行った、震度6強の地震により多数の傷病者が搬入された場合を想定した大規模災害対応訓練を取り上げます。大規模災害時は、外部との連携なくして災害対応や医療を継続す…詳細を見る -
多数傷病者受入訓練における外国人患者への対応
災害拠点病院である当院は、どんなときにも医療体制を継続できるよう災害対策の導入および運用に力を入れ、防災訓練を定期的に実施しています。その備えの一つとして、9月28日(土)、当院にて、震度6強の地震により多数の傷病者が…詳細を見る -
さつき保育園・学童保育所さくら組の津波避難訓練
当院には、三重大学の職員専用の保育園・学童があります。いざという時には、職員だけでなく、その家族も災害から守らなければいけません。その一環として、毎年この時期に、同保育園と学童を対象にした津波避難訓練を行っています。今…詳細を見る -
NBC訓練【災害テント・除染テント展開】
大規模災害発生時、医療機関では多数の傷病者に対応するため、速やかに、かつ安全に医療を提供できる場所を確保する必要があります。その際に役立つのが、災害テントや除染テントなどの医療用テントです。災害テントは多目的に活用が可…詳細を見る -
新人職員・病院関係者による消火訓練
新年度が始まり、当院にも新たに多くの職員が加わりました。入職したばかりといえども、これからは患者さんの命を預かる立場として、有事の際には冷静かつ迅速に行動しなければなりません。例えば、火災発生時の初期消火活動もその一つ…詳細を見る -
病棟火災避難訓練【実働訓練編】
当院が想定する災害の一つに火災があります。火災は、一次災害として発生するだけでなく、地震などの自然災害の二次災害として発生する可能性もあります。能登半島地震の際、輪島市で起こった大規模な火災はこの二次災害に当たります。…詳細を見る -
令和6年能登半島地震の被災地へのDMAT等派遣状況
(2024年2月6日~3月5日)能登半島地震発生から約4か月が経とうとしています。改めて犠牲となられた方々に謹んでおくやみを申し上げるとともに、被災された皆さまに心よりお見舞い申し上げます。 三重大学病院では、1月2日(火)のDMAT第一陣出動…詳細を見る -
令和6年能登半島地震の被災地へのDMAT等派遣状況
(2024年1月30日~2月5日)能登半島地震発生から一か月以上が経ち、ライフラインや医療体制などが徐々に復旧し、被災者を取り巻く環境が刻一刻と変わって行く中で、必要となる支援も変化してきています。 三重大学病院では、1月2日(火)にDMAT第一…詳細を見る