三重大学医学部附属病院 広報誌 MEWS Vol.31
小児・AYA世代とがん
~ 人生で最も変化に富んだ世代のがん治療 〜
生まれてから自立した大人へと成長するゼロ歳から30代は、人生の中でも特に変化に富んだ時期。
そんな世代のがんには、心身共に成長や変化の途上にあるということを前提とした治療やケアが必要です。
日本の医療現場でも、この世代の特徴に配慮した治療やケアの実践が進んでいます。
MEWS第32号では、最も変化に富んだ世代のがん治療や、小児がん拠点病院でもある当院で数十年かけて取り組んできたトータルケアの体制などについて特集しています。
【主な内容】
- 解説1:小児がんとは
- 解説2:長期フォローアップと成人医療への移行
- 解説3:AYA世代のがん
- 解説4:自分の子を持つ可能性を守る〜妊孕性温存療法
- 解説5:小児期発症のがん看護
- 解説6:AYA世代のがん看護
- 解説7:治療と仕事の両立支援〜ご本人・会社・医療機関等の連携
- 解説8:治療後の子どもたちを迎える園や学校に望まれること
- 解説9:AYA世代が直面する“決まった答えのない問い”へのサポート
- 三重大学病院の小児・AYA世代のがん治療体制
- 全国15の小児がん拠点病院
- 小児・AYA世代のがん治療を支える多職種のチーム
- 小児・AYAがんトータルケアセンター