取り組み

より良い医療環境を提供するために
─患者サービス向上委員会の取り組み─

三重大学病院には、院内横断的な委員会として「患者サービス向上委員会」が設置されています。この委員会の役割は、その名の通り、患者さんに対するサービスを向上させること。患者さんやご家族の声に耳を傾け、当院のサービスの質を高める取り組みを行っています。
それ行け!三重大学病院。それ行け!患者サービス向上委員会。患者さんにより心地よくお過ごしいただけるように。

信頼と安心が得られる病院を目指して

三重大学病院では、接遇や環境などに関わる患者サービスの向上を推進するために、令和元年から「患者サービス向上委員会」を設置しています。
この委員会は、患者さんやご家族からお受けしたご意見を基に、病院が改善すべき点を精査・検討し、病院内の関係者と連携しながら、その改善を進める中心的な組織です。

様々な視点を患者サービスに取り入れるための多職種メンバー

患者サービス向上委員会は、副病院長(医療サービス担当)、医療安全管理部長、薬剤部薬剤主任、弁護士、医療支援課、経営管理課、総合サポートセンター職員(医師・看護師・事務・危機管理担当)の11名で構成されています。
このように様々なメンバーで構成することにより、患者サービスに様々な視点を取り入れ、改善に向けて院内横断的に取り組めるようにしています。

患者さん・ご家族からのご意見の流れ

患者さんやご家族から頂戴したご意見は、まず当院の総合サポートセンターでとりまとめ、内容を精査した上で、関連する診療科や部門と連携し、改善すべき点についての手法や進め方などを共有します。
患者サービス向上委員会は、これら改善に向けたプロセスや成果を評価し、継続的なモニタリングを行いながら、改善を推進しています。また、その結果について、院内に掲示し、皆様にご報告しています。

患者さん・ご家族からのご意見の流れ

患者満足度調査の導入

また、当院では、平成30年度から公益財団法人日本病院機能評価機構の「患者満足度調査」を導入しています。この調査は、患者さんやご家族から多様な視点で評価をいただき、その結果から改善点を分析し、改善を推進するためのもので、国内の多くの大学病院や基幹病院で導入されています。
当院では、こうしたさまざまな活動や調査を通じて、さらに信頼と安心を得られる患者サービスの実践を目指しています。

和4年度に行った改善例
令和4年度に行った改善例

三重大学病院は、特定機能病院として、また地域医療の拠点として、三重県や近隣県の患者さんに安全で質の高い医療を提供するために、さらには、研究や人材育成を通じて日本のみならず世界の医療の発展に貢献するために、いろいろな活動に取り組んでいます。
「取り組み」のコーナーでは、こうした活動をピックアップしてご紹介しています。

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